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328話

「何だと！」

ずっと黙っていた李山が突然顔を上げた。今日、彼と義母の間に何かあるんじゃないかと疑われるのは、これが初めてではなかった！

先ほどは宋麗のことはともかく、今度は宋麗の母親までそんなことを言うとは？

もしかして、以前自分が無意識のうちに義母に対して不敬な行為をしたことが広まったのか？いや、それはありえない。自分は口外するはずがないし、義母ならなおさら外に漏らすはずがない。だとすれば、今の状況はいったいどういうことなのか？

宋麗も母親の酒の勢いで出た「本音」に驚いていた。母親を止めようとしていた宋麗は、一瞬立ち止まり、李山を見る目つきまで疑わしげに変わっていた。

「蝿は隙間のない卵に...