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288話

衣服越しでも、あの男のものがどれほどの規模かは容易に感じ取れた。

桂草の体が激しく震え、尿意が襲ってきたかのように、瞬時に穢れた感覚に包まれた。

言葉にできない快感が波のように脳天に駆け上り、桂草は抵抗することさえ忘れてしまった。

その大きな手が彼女の尻を撫で回すだけでは満足せず、上へと戻り、胸に向かって伸びてきたとき。

桂草はハッとして、どこからか湧き出た力で正気を取り戻し、李山を思い切り突き飛ばした!

パシッ!

考える間もなく、桂草は手を振り上げ、李山に平手打ちを食らわせた。

その一発の平手打ちが、李山を情欲から目覚めさせた。

目の前で目を赤くし、驚愕に満ちた継母の顔を見て、我に返った李山...