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182話

「この老人のベッドテクニックは恐ろしいほど上手い。自分の大切なところは今や彼の口の中にあり、下半身も男に制御されながら絶え間なく突き進められ、まるで快感の波に身を委ねているかのよう。意識まで徐々に朦朧としてきている」

「んっ……」

唐詩の喉から漏れる吐息。彼女の長い脚が思わず李山の腰に絡みついた。

その仕草に、李山はさらに興奮を覚えた。

二人は部屋の監視カメラの下で激しく交わり、その匂いが空気中に漂う。やがて長い時間が過ぎ、李山はようやく唐詩の体の中で解放した。

彼が唐詩の上で休んでいる時、ふと思い出した。彼女は確か何か重要な話があると言っていたはずだ。

周囲を見回すと、李山は壁に...