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15話

孫二狗に強いられたとはいえ、心では抗っていても、体は反応してしまい、太ももの付け根はまだ汚れたままだった。

李山の体の反応を見て、張淑玲はふと恍惚としてしまい、声音がより柔らかくなった。「李先生、お願いです。春瑩にこのことが知られたら、私、娘の顔を見る勇気がなくなります」

張淑玲の艶のある声色に、李山は骨の髄まで蕩けそうになった。特に思わず漏れ出る甘えた仕草は、とても断り切れるものではなかった。

李山は苦笑して、張淑玲の豊満な体つきをちらりと見やると、承諾するしかなかった。

王春瑩のことを思い出し、李山は慌てて張淑玲の部屋を後にした。

その時、王春瑩は一人部屋に座り、考え込んでいた。李山がな...