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1196話

李山成は呆然としていた。いつもは恥ずかしがり屋だったのに、どうして急に欲求不満になったんだろう?

李山成が呆然として何も言えずにいると、おばさんは彼の耳元に寄り添い、恥ずかしそうに囁いた。「あんたが私の病気を心配してるのは分かるけど、私、我慢できないほど疼いてるの。ちょうだい、優しくね」

耳元に漂う甘い香りが、本能的な熱を体に呼び起こす。李山成にもはや何が言えるだろうか?

ゆっくりと始めるしかない!

しかし結局は精根尽き果てるまで体を動かし、眠りについたのは真夜中だった。

翌日、李山成が起きたときもおばさんはまだ目を覚ましていなかった。李山成は静かに畑へ向かい、トウモロコシを二籠摘んで、...