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1177話

「このような苦痛と屈辱を味わいながらも、彼女は歯を食いしばり、一言も発せず耐え続けていた。

彼女の目の前に立っていたのは村長、その老いぼれ畜生が、叔母さんに乱暴しようとしていたのだ！

李山成は怒りで目が血走ったように真っ赤になり、数歩で駆け寄ると、地面に落ちていた酒瓶を手に取り、その老いぼれの頭に叩きつけた。

「あっ！」村長は悲鳴を上げ、横に倒れ込んだ。あのだらしなく萎えていた芋虫のようなものは、さらに縮み上がっていた。

李山成は叔母さんを抱き上げ、優しく服を掛けてやり、彼女が自分の胸で泣くのを許した。

叔母さんは悲しみのあまり泣き崩れ、何度か気を失いそうになった。

李山成の心はさらに苦しく、...