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1085話

「おそらく大腿の付け根に手を置かれても叔母が嫌がらなかったからか、あの色気むんむんの趙社長は腕を伸ばして叔母を抱き寄せ、口元に意地悪な笑みを浮かべた。

この光景を目の当たりにして、李山成は本当にショックを受けた。この老いぼれに一発お見舞いしたい衝動に駆られたが、李山成が予想だにしなかったのは、いつも彼の前では上品で控えめな叔母が、まるで意図的に胸の豊かな部分を趙社長の体に押し当てるように擦り、李山成をちらりと見てから、小声で言ったことだった。

「では趙社長、ありがとうございます」

話している間、叔母ははっきりと足を閉じていたが、趙社長の手は叔母の内側でリズミカルに弄り始めていた。

「林...