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1059話

彼女が振り向くと、李山成はその胸元に豊かに実った双丘をはっきりと目にした。

「王龍、マジでびっくりしたわ。てっきり…」蘭姐は動揺を隠せない様子だった。

李山成は思わず唾を飲み込み、微笑みながら言った。「すみません、蘭姐さん。驚かせてしまって。玉玉さんが少し具合悪いみたいで、僕が代わりにやっても良いですか?」

蘭姐は李山成の体を一瞥すると、何かを思い浮かべたのか、頬に赤みを帯びて、口元に意味ありげな笑みを浮かべた。「もちろんいいわよ。あなたにこんなマッサージしてもらったことないから、ちょっと試してみたいわ」

李山成の気のせいかもしれないが、蘭姐の視線が一瞬自分の下半身に向けられたような気...