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1052話

「まったく、あなたが悪いのよ。目が見えなくても、耳は聞こえるんだから」と、その時になってようやく蘭姉さんの顔に罪悪感が浮かび、夫の体を軽く叩いた。

その後、蘭姉さんは恥ずかしそうに急いで服を着ると、李山成の側に来て車で家まで送ることになった。

酔った叔母さん

帰り道、李山成の頭の中はさっき見た光景でいっぱいだった。すでに夜だったせいで、蘭姉さんは下着も着けずに出てきていて、横目で見ると豊かな胸の大半が見えてしまい、李山成の心はかき乱されていた。

それだけならまだしも、蘭姉さんは運転しながらも、時々李山成の下半身に視線を向け、口元には何とも言えない艶めかしい笑みを浮かべていた。何を考えている...