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1016話

「あっ……」花新蕾は思わず声を上げた。

阿春は微笑みながら花新蕾の背中に寄り添い、桜色の唇で花新蕾の白い首筋や頬に口づけをした。さらに耳たぶまで唇を這わせ、ピンク色の舌を出して花新蕾の耳たぶを舐め回した。

李山成はますます興奮し、すぐに腰を持ち上げて花新蕾の動きに合わせ、絶妙なタイミングで動き始めた。

花新蕾が腰を上げると李山成は腰を下げ、花新蕾が腰を下ろすと李山成は突き上げる。

二人は深く激しく重なり合い、一度の衝突ごとに最奥まで届き、まるで魂が融合するような感覚に二人とも思わず声を上げ続けた。

李山成は気持ち良さのあまり口が大きく開き、口に詰めていた二つの小さな下着が落ちてしまっ...