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1005話

「うーん、そうですね……」李山成はわざとじっくり考え込むそぶりを見せてから、ゆっくりと口を開いた。「超級神薬はあまりにも貴重なものですから、歴史上でも使用できた人は多くなく、一例か二例ほどでしょうか。現代医学で例えるなら、点滴が必要なほどの重症の場合に使うもので、状況によっては入院も必要かもしれません。それに辛い食べ物も控えなければならないですし……」

「手足が欠けたりすることはあるのか?」王社長が目を光らせて尋ねた。

「まさか、そんなことあるわけないじゃないですか。それじゃ神薬ではなく、魔薬になってしまいます」李山成は慌てて首を振った。

「こうしよう。まずは半額の五十万元を先に払おう。...