1話
王春莹という女子生徒が最近、少し様子がおかしい。
ちょっとしたことで頬を赤らめ、目線を泳がせながら李山を見つめ、時折かすかに「んっ…あっ…」といった声まで漏れている。
五十代の教師である李山としては、女子生徒のこのような気まずい態度をできるだけ避けるしかないのだが、彼が避けば避けるほど、生徒は彼を苦しめるかのようにつきまとってくる。
王春莹は十八歳で、同年代の女の子よりも発育がよく、ある部分は村の既婚女性たちよりも豊満で、口元の二つの笑窪は、笑うと花のように可愛らしい。
少女が春の訪れを感じる年頃であることは理解できるが、李山には分からなかった。なぜこの娘が自分に目を向けるのか。
そのせいで彼はいつも落ち着かず、この歳になっても夢精までしてしまうほどだ。
ああ、思えばこの娘の幼少期は本当に不幸だった。家が貧しいだけでなく、父親は女と駆け落ちし、家の仕事はすべて母親の肩にのしかかっていた。本当に大変だったのだ。
李山は時間があれば王春莹の家の手伝いに行き、王春莹もいつも卵や厚手の服を彼に持ってきてくれた。時が経つにつれ、妻も子もいない李山は王春莹を娘のように思うようになった。
もうすぐ試験だ。李山は少女の春の訪れという問題を解決する必要があると感じた。「どうしたんだ？体の具合でも悪いのか？」
王春莹の頬は熱を帯びて真っ赤になり、机に隠れた体は思わず身をよじった。彼女はそこが変な感じで、熱くてしびれるような感覚があり、軽く擦れるだけで心地よい感覚が広がった。
あまりにも素晴らしい感覚で、李先生を見ると、その堂々とした体に何とも言えない魅力を感じるのだった。
自分はきっと病気になったに違いない！
「先生、村の診療所に行きたいので休ませてください！」
王春莹は李山が近づいて尋ねてきた時、もう我慢できなくなっていた！
「最近、仕事が多くて疲れているんじゃないか？一緒に診てもらおう」
李山に支えられた王春莹に、さらに奇妙なことが起こった！
両脚の間から何かが流れ出し、パンツがべたべたしてきた。彼女の体は力なく李山の体に寄りかかり、先生の体温を感じると、彼女の体はさらに熱くなった。
彼女は先生がもっと近くにいてくれることを望んだ！
一方、李山が王春莹を支えた時、粗い大きな手のひらが柔らかな腕に触れ、その感触は空の雲のように柔らかだった！
かすかな清らかな香りが鼻孔をくすぐり、少し顔を下げると、制服の襟元から覗く雪のような白さが見えた！
ずっと独身だった李山は、自分の生徒を盗み見るのは良くないと思い、急いで顔をそむけた。
彼が密かに愛情を注いできた小さな女の子が、いつの間に人を惑わす小悪魔になったのだろう！本当に大きくなったものだ。
李山は急いで王春莹を村の診療所に連れて行ったが、村医者は不在だった。
これには李山も困り果てた。
彼は王春莹の状態がますます悪化していることに気づいた。彼女の艶やかな体はベッドの上で蛇のようにくねり、両脚を擦り合わせ、口からは甘美な吐息が漏れていた。
これはまるで発情期と変わらない！彼のような独り身の男にとって、まさに地獄級の試練だった！
彼女の父親はいつも村の女性たちを家に連れ込んでいた。もしかすると王春莹が他の女性のための薬を間違って飲んでしまったのかもしれない！だからこんな状態になったのだろう！
そう思った瞬間、李山のズボンの中の古い銃がぴくりと持ち上がり、顔も赤く染まった。
彼を恥じ入らせたのは、最も可愛がっていた生徒に対して、そのような反応を示してしまったことだった。
もがいているうちに少し乱れた王春莹の制服の襟元から大きく露わになった光景を見て、彼はあれが飛び出してしまうのではないかと思うほどだった！