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717話

「あれも付けてないの?」

「そう、あれ」

「もう少し具体的に言ってくれる?」

「胸パッド!」

「不知火舞もつけてないみたいだから、私もつけなかったの」と言ってから、林薇薇は続けた。「あなたが李先生のルームメイトだから、特別にこの衣装を見せてあげてるんだからね。言っておくけど、今日のことは私たち二人だけの秘密よ。李先生にも絶対言わないでね。私、本格的なコスプレイヤーじゃなくて、趣味で時々コスプレするだけだから。今日は純粋に李先生の顔を立てて、あなたにコスプレを見せてあげてるだけなんだから」

「僕の女神!これはまさに神レベルの再現度だよ!」

蕭宇の褒め言葉に、林薇薇は少し照れた様子を見せた。

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