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678話

「林社長、お久しぶりです!」

「彼女はただのお友達?それともあなたと同じように不動産を売る仕事をしているの?」

「友達だけよ」

この四文字を聞いて、林大豪は明らかに少し落胆した。

もし同じく営業レディーなら、手に入れられるかもしれないのに。

鍵を取り出し、江雪は503号室のドアを開けた。

ドアを開けて中に入りながら、江雪は言った。「林社長、まずはこのお部屋をご案内させていただきますね」

「必要ないよ、君を信頼しているから」

「それでも一周りした方がいいわ。私に騙されたらまずいでしょう」

「君が僕を騙すわけないだろう」

「林社長は私をそんなに信頼してくださるんですね?」

「もちろんさ、前回の物件...