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628話

林薇薇は声が震えるだけでなく、表情にも強い恐怖が浮かんでいた。

しかし不思議なことに、彼女の心の中には期待感が満ちていた。

早く入って!

夫以外の男のモノが欲しい!

林薇薇が自分の本当の望みがわからないでいる間に、劉炳成は彼女の入り口に押し当てていた。

彼女の鈍い呻き声と共に、劉炳成は彼女の体内に入り込んでいた。

「出て、出ていって」

言葉で劉炳成を制止するだけでなく、林薇薇は小さな拳で劉炳成の胸を叩いていた。

だが彼女がそうすればするほど、劉炳成はより興奮し、猛烈な速さで突き始めた。

ごめんなさい、あなた。私本当に淫らな女だわ。

そのとき、林薇薇は携帯の着信音を聞いた。

彼女の携帯が鳴ってい...