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552話

「その字を」と言うと、王強は主寝室に戻った。

もし息子が女を買っていたとしたら、それは嫁に対する裏切りだ。

だからいつか彼がこのことを息子の嫁に告げれば、怒りのあまり息子に復讐したいという思いから、自分と寝るかもしれない。

そんな考えが浮かび、主寝室の入り口まで来た王開山は尋ねた。「お前はどんな女を買ったんだ？」

「だから言っただろう、女なんか買っていない」椅子に座った王強は言った。「確かに俺はお前の息子だが、お前のようにはならないさ。もちろん、お前には妻がいないから、そういう有償サービスを試すのも不思議じゃない。だが、お前の物差しで俺を測るな。俺は薇薇をとても愛しているんだ」

「じゃあ、さっ...