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432話

アプリを開き、彼が「一号」と名付けた小型カメラに接続すると、王開山はスマホの画面に自分の頭が映っているのを確認した。

ガラス越しで少し見づらかったものの、解像度は十分だった。

残念なことに、小型カメラが下方に設置されていないため、義理の娘が下半身を洗う様子を見ることはできなかった。

確かに残念ではあるが、主寝室の小型カメラさえ良い位置に設置できれば、それも見られるはずだ!

勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、王開山は主寝室へと足を踏み入れた。

ベッドの足元に向かい合う棚の前にしゃがみ込み、王開山は棚を開けた。

頭を傾げながらしばらく考えた後、王開山は小型カメラを棚の中に固定することに決めた。

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