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412話

義父のその言葉を聞いてから、林薇薇はさらに一分間待ってから出ていった。

お風呂を済ませ、ベッドに横たわった林薇薇の心はまだ落ち着かなかった。

彼女はずっと義父が自分に対して何か変な考えを抱いているように感じていたが、先ほどの突然の出くわしの時、林薇薇は嫌悪感を覚えるどころか、予期せぬ出来事による激しい鼓動を感じるだけだった。心臓がドキドキと乱れ打つと同時に、林薇薇の体は熱くなり、まるであの裸に近い露出を好きになってしまったかのようだった。

そして彼女は自分が主寝室へ向かって走り去る時、義父が間違いなく彼女のふくよかで丸みを帯びたお尻を見つめていたことも分かっていた。

枕に顔をうずめ、林薇薇は...