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410話

嫁の献身的なサービスに、王開山は当然ながら大いに満足していた。

そして彼には分かっていた、嫁の防衛線がすでに崩れ始めていることが。

もう少し努力すれば、嫁を完全に落としてしまえるかもしれない!

そう考えるうちに、王開山は得意げに口元を歪めた。

王開山が得意になっている一方で、林薇薇は不安に苛まれていた。

夫が家を離れてからまだ一週間も経っていないのに、彼女は夫との距離がどんどん遠くなっていくように感じ、さらに自分がどんどん悪い女になっていくような気がしていた。彼女はまず会社のカラオケなどで自慰行為をし、しかもその時には様々な男性と関係を持つ妄想までしていた。そして今夜に至っては、なんと義父の...