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366話

「やめて」と江雪は言った。「彼を起こしたら、あなたにとっても良くないわよ」

「脅してるのか?」

「事実を言ってるだけよ!」

「黙って、さっさと俺の玉を舐めろ」

気が進まなかったが、江雪は王開山の言う通りにした。

王開山を喜ばせながらも、江雪の彼に対する憎しみはどんどん増していった。

数日前に王開山を殺したいという考えが一瞬頭をよぎっただけだったとすれば、今や彼女はそれをどう実行するか常に計画していた。王開山が底なしの欲望を持つ男だということを知っていたから、彼を殺さない限り、この変態の奴隷として一生を過ごすしかないとわかっていた。だが殺人罪で刑務所に入りたくなかったので、法の裁きから逃れる方法...