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362話

「お願いだから!」

「言ったろう、お前がやりたくないけどやらなければならないことをさせるのが好きなんだとな」

「本当に最低な人間ね!」

「そうさ、最低だ。で、どうする?」

王開山からのこのメッセージを見て、江雪は拳を握りしめた。

この瞬間、全身を震わせている江雪は、手に銃があれば王開山を撃ち殺せるのにと思わずにはいられなかった。

しばらく沈黙した後、やっと江雪は打ち込み始めた。

「生理中だから、そういうことはできないの」

「上の口も生理中なのか?」

生理を言い訳にしても王開山を何とかできないことに、江雪はもう王開山の邪な考えを断念させる方法が見つからなかった。彼女は王開山と関係を持つことは構わ...