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345話

体力を消耗したせいか、林薇薇の息づかいは特に激しくなっていた。

先ほどの二つの全く異なる感覚を思い出し、林薇薇は心の底から怯えていた。

つまり、王立に強引に犯されるという妄想をした時の方が、感覚がより強烈だったということだ!

あんな吐き気がするような妄想なのに、どうしてより強い快楽をもたらしたのだろう?

林薇薇にはその理由が分からなかったが、深い嫌悪感が湧き上がってきた。

生まれてこの方、自分自身をこれほど激しく嫌悪したのは初めてだった。

自分はいい女だと思っていたのに、そんな考えは先ほどのテストによって完全に打ち砕かれてしまった。

まさか、本当に妄想性の浮気症にかかっているのだろうか?

まさ...