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304話

その時、王開山はすでにホテルの手続きを済ませ、フロントからルームカードを受け取っていた。

そして、林薇薇を抱えたまま204号室へと入った。

ベッドに林薇薇を横たわらせると、王開山は彼女のハイヒールを脱がそうとした。

だが、脱がそうとした瞬間、彼の手が止まった。

林薇薇の脚は非常に長く、今は肌色のストッキングを履いていたため、ハイヒールを脱がさないままでも、彼は息子の嫁がとても魅力的だと感じていた。上半身を見なくても、この脚だけで彼の心を奪うには十分だった。彼は息子が嫁と親密になる時、この長い脚に沿ってゆっくりと上へキスをし、蜜を分泌するその桃源郷を吸っているのだろうかと想像した。

そう考えると...