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265話

ドアが内側から施錠されていても、耳栓をしていても、義父が突然入ってくるのではないかという不安が薇薇の頭から離れなかった。

「気持ちいい！あなた、私の旦那よりずっと上手...私の...」

動画の中で女が発する淫らな言葉を聞き、絶え間なく動く映像を見ていると、林薇薇は顔を赤らめ、心臓の鼓動が早くなるのを感じた。

さらに不思議なことに、薇薇はなぜか急にトイレに行きたくなるような錯覚さえ覚えた。

その奇妙な感覚に突き動かされ、薇薇は両足をきつく閉じていた。

最初は動画の中の男が自分の夫なのかどうか確かめるつもりだったが、二分ほど見たところで男の顔がはっきり映り、まったく夫ではないとわかった。普...