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127話

今になってようやく陳燕は理解した。肖蘭のこれまでの清純さはただの演技で、実際には紛れもない淫乱女であり、同僚の義父すら手を出すような女だったのだ。

しかし陳燕は自分自身のことを考えていなかった。彼女だって林薇薇の義父に手を出していたではないか。

スカートの下の二つの小さな手は最初こそ互いを掴み合っていたが、すぐに離れた。

お互いの手は放したものの、二人とも戦場から撤退する気配はなかった。

陳燕は先手を打った。彼女は王開山のジッパーに慣れていて、軽々と開けてしまった。

それを終えると、得意げに肖蘭に微笑みかけた。

肖蘭も引けを取らず、むしろ陳燕がジッパーを開けたのを機に、直接小さな手を王開山の下...