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10話

林薇薇は恥ずかしさのあまり、両腕を胸の前で組み、その豊かで白い柔らかさを隠そうとした。

その朦朧とした姿に、王強は興奮が抑えきれなくなり、狂ったように飛びかかった。同時に林薇薇の下着をめくり上げると、その内側の景色が一瞬にして露わになった。

タンスの中で覗いていた王開山も呼吸が荒くなってきた。昨夜のドアの隙間から見たときとは違い、今はずっと近くで見ることができる。

王開山の目には、その完璧な黒と桃色のコントラストがはっきりと映り、目が釘付けになった。

ベッドの上の林薇薇は王強の動きに合わせるように、口を開いて艶めかしく息を漏らし、両脚の間はすでにぐっしょりと濡れていた。

王強はそんな...