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828話

「たとえうとうとと眠りに落ちても、奇妙な夢を見てしまう。夢の中では、時に自分が人に愛されることもあれば、愛する男性と一緒にいることもある。そして時には、誰かに覗かれていることもある。

眠りの中で、自分に刺激と艶めかしい感覚をもたらす男性の顔ははっきりと見えないが、趙麗麗は知っていた。毎回の夢の中で、自分は心も体も大きな喜びを得ているのだと。

毎朝目覚めると、自分の両脚の間にある小さな口から溢れ出した液体でシーツが濡れているのを見て、顔を赤らめてしまう。

夢の中では大きな満足を得られるものの、趙麗麗は体内の渇きがその満足によって消えるどころか、むしろさらに強くなっていると感じていた。

こ...