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774話

王婉君が頷くのを見て、私の胸に大胆なアイデアが浮かんだ。両手でそれぞれ王婉君の玉のような足を握り、密かに力を込めて、その気を彼女の体内へと流し込んだ。

すると王婉君はすぐに感じ取った。私が握っている箇所から二筋の火のような気が昇ってくるのを。その熱さは温泉に浸かっているかのよう。毛穴が気持ち良さに開きそうになるほどだ。その二筋の炎は彼女の脚を素早く走り抜け、あっという間に太ももの付け根にまで到達した。

このとき王婉君は何か様子がおかしいと感じ始めた。その二筋の気の流れる軌跡から判断すると、ふくらはぎから太ももへ、そして太ももから付け根へと向かい、その目的地はまるで「あそこ」であるかのようだ...