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702話

部屋に入るとすぐに、私は赵丽丽の細い腰を優しく抱き寄せた。彼女の長くまっすぐな美しい髪は肩から玉の滝のように流れ落ち、髪際から漂う淡くて上品な香りが鼻をくすぐり、私の心を酔わせた。

恥じらいで頬を赤らめる彼女の姿に見惚れる。しなやかな柳眉が美しく弧を描き、鼻翼がかすかに動き、艶やかで柔らかい唇が微かに開閉する。玉のような手が軽く招き、流し目を送る姿は、まさに絶世の美女そのものだった。

赵丽丽の鼻筋は通っており、澄んだ瞳には湿り気を帯びた霞がかかったようだった。艶やかな唇が少し開き、白い歯が桜色の唇を軽く噛む。芳醇な体の香りが漂い、白いロングドレスでも隠しきれない彼女の曲線美が時折垣間見える...