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605話

「じゃあ自分で手を動かして、自給自足しなさいよ」まさか義姉がすぐに返信してくるとは思わなかった。しかも言葉の端々に冗談めかした口調が感じられる。

返信する間もなく、義姉からさらにメッセージが届いた。「終わったら下着をちゃんと洗っておきなさいよ。固まってからじゃ洗っても落ちないから。この下着セット、結構高かったんだからね」

義姉のこの言葉に、やっと落ち着いていた心がまた熱くなり始めた。まさか彼女は自分の下着を使って自慰することを許してくれているのか。つまり、彼女は私が彼女を妄想の対象にすることを本当に気にしていないということだ。

もしかして義姉も私のことを好きなのか?

胸から心臓が飛び出...