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545話

片方の手で彼女の右足を抱え、もう片方の手で膨らんだ花蕾を撫で、腰を一定のリズムで前後に動かす。下を見ると、大小の花弁が凶器の攻めに合わせて開閉し、反り返る様は何とも艶めかしい。

衣を脱ぎ帷の中に入れば、恥じらいながら微笑んで灯りを吹き消す。金の針が桃の花の心を刺し貫けば、声を殺して密かに眉をひそめる。

秦の爺さんは、自分が借りた部屋で今、一組の男女が裸のままで肉体の戯れを演じていることなど、夢にも思わなかっただろう。

太い凶器は花蜜の恵みを受けてさらに逞しく屹立し、青い筋が浮き彫りのように縦横に走っている。怒りを孕んだようなその凶器は、私の腰の一突きごとに劉嵐の溢れる泉の中を出たり入った...