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535話

「あっ……」

秦晴の身体が激しく震え始め、雪のように白い太ももと丸みを帯びたお尻が痙攣を繰り返していた。

私は力なく秦晴の背中に覆いかぶさり、荒い息を吐きながら、愛おしそうに彼女の体を撫でて、絶頂後の余韻を楽しんでいた。

しばらくして、小さなすすり泣きが聞こえてきた。慌てて彼女の髪を撫でながら尋ねた。「どうしたの?痛かった?」

秦晴は泣きながら言った。「こんなことして、夫に対してもう十分申し訳ないのに、中に出さないでって言ったのに、聞いてくれなかったじゃない……うぅっ……もし、もし妊娠したらどうするのよ、うぅっ」

本当は事後避妊薬を飲めばいいと言いたかったけれど、避妊薬は女性の体に大...