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469話

「でも、このお嬢さんは知らないふりをして続けた。「そんなに冷たくしないでよ、ちょっと休憩したら、もう一回しない?もう一回しましょうよ、あとでもう一度」

私はあまり続ける気はなく、冷ややかに彼女を見て言った。「君たちは一回ごとにお金を取るんじゃないのか」

「お店の外だと時間制なのよ。何回するかなんて関係ないわ。もう一回しましょうよ、おじさま!」

着替えて立ち去りたかったのだが、振り向くと、クローゼットに女性用の短いバスローブが掛かっているのが目に入った。なぜか昨夜、義理の娘が着ていたあのローブを思い出してしまった。

くそっ!

なぜまた彼女のことを考えてしまうんだ

パンドラの箱を開けて...