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468話

「あんっ、そんなに深くしないでよぉ!」

私の深い動きに女が悲鳴を上げたが、気にも留めず腰を動かし続けた。

今の私は、自分の下に抑え込んでいる女が誰なのかも忘れていた。どうせ名前も知らないし、聞く気もない。

彼女は代替品でさえあればいい。

そう、代替品だ。嫁の代替品……

私の動きはどんどん速くなり、下に押さえつけられた女も次第にリズミカルな吐息を漏らし始めた。先ほどの大げさな演技よりも、今の抑えた声の方が私の求めるものに合っていた。

声を出さない方がありがたい。腰の動きを維持しながら、しばらく開拓を続けてから一旦止まった。

「あぁ、すごい、すごいわぁ……」

女はこの息つぎの間に何...