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427話

「この時、顔如玉は出て行き、外で扉も閉めた。私は、自分の見せ場が来たと悟り、義姉の体をほどきながら、顔を下げて彼女を見つめ、優しい声で言った。「義姉さん、ごめんなさい、僕は…」

ようやく動けるようになった董秋娘は、無意識に両手を動かしたが、私を押しのけるどころか、両手で私の顔を包み込み、私の言葉が終わらないうちに、首を横に振って言った。「馬宏、何も言わなくていいの。お義姉さんは分かってるわ。これは全部あなたのせいじゃない。妹が無理やりさせたことなのよ」

まさか彼女を犯したのに、責めるどころか、自ら私の言い訳をしてくれるとは。しかし私は義姉の好意に甘えず、続けた。「義姉さん、聞いてくださ...