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42話

「もう、やめてよ、痛くしちゃうじゃない」王麗娟は嬌声を上げながら私を軽く叩いた。

私はにやりと笑った。「誰のせいだと思う?こんなに柔らかい胸してるから、つい意地悪したくなるんだよ」

王麗娟は軽く私を二回殴ると、私の首に腕を回して引き寄せた。そのまま私の唇が彼女の柔らかな唇に重なった。

「んっ…」

王麗娟は小さく吐息を漏らし、全身の力が抜けていくようだった。

彼女は目を大きく見開き、付けまつげがパチパチと揺れている。

私の手は彼女の胸で暴れ回り、薄い背心越しに揉みしだいた。

彼女の呼吸はどんどん荒くなり、体が熱を帯びてきた。

「張兄さん……」

王麗娟の声には限りない渇望が滲んで...