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411話

「ふん!」顔如玉は不機嫌そうに茶碗をテーブルに強く置き、小さな唇を尖らせた。

私は思わず固まり、手の動きを止めて一歩前に出ると、彼女の細い腰に腕を回して尋ねた。「玉児、どうしたんだ?」

「やっぱり私のこと嫌ってるんでしょ」顔如玉の声色は沈んでいた。

私は慌てて声を張り上げた。「何言ってるんだよ。俺がお前を嫌うなんてありえないだろ。俺の可愛い玉児はこんなに美しくて色っぽいのに。旦那は毎日でも抱きしめていたいくらいなんだぞ」

「口だけね!」顔如玉は鼻を鳴らして言った。「さっきもっと触って欲しいって言ったのに触ってくれなかったじゃない。なのに今は自分で触ってる。私のアソコはあなたの手より気持...