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410話

「いいえ、一緒に行くの!」顔如玉は珍しく頑固な様子で、なんと私のものを掴んで、そのまま台所の方へと引っ張っていった。

私は彼女に連れられながら、内心苦笑していた。彼女はどんどん大胆になってきている。人の手を引っ張るのは見たことがあるし、首に紐をつけて子犬のように引っ張るのもまだ理解できる。だが、美女が男のそこを掴んで引っ張るなんて、誰が見たことがあるだろうか。

幸い彼女は本当に私を台所まで連れていきたかっただけのようで、移動中に扱くなどの余計な動きはなかった。台所に着くと、彼女はすぐに硬くなってしまったそれを放し、手を洗い、小さなエプロンを身につけて忙しく動き始めた。

顔如玉の料理の腕前...