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31話

私はタバコに火をつけ、一服した後、ゆっくりと口を開いた。「まず、女に好かれる何かを持っていないとな」

「金のことか?だったら俺は諦めるしかないな!」

料理人は椅子の背もたれに寄りかかり、自嘲気味に言った。

「誰が金だって言った?お前のあれは...使えるのか?」

私は彼の股間を見つめながら尋ねた。

この言葉を聞いた途端、料理人はすぐに理解した。

「そういうことだったのか!おやおや、見かけによらないな、古い友よ。そういう面でも出世したってわけか?」

私は得意げに笑みを浮かべた。「そうさ、女が好きなのはこの二つだけさ。実力が足りなければ、体力でカバーすれば、やっぱり彼女たちを夢中にさせられる...