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215話

私はベッドに半分腰を起こし、枕元の携帯電話を手に取り、孔泉の番号を探して電話をかけた。

田敏捷は私の胸に寄り添い、興奮と期待に満ちた表情で私を見つめていた。

「もしもし!孔泉か……お前どこにいるんだ?今お前の家にいるぞ、敏捷と一緒に事を済ませたところだ……」

敏捷と事を済ませたと言った瞬間、私は意地悪く笑いながら胸元の田敏捷を見て、大きな手で彼女の豊かな胸を一撫でして笑った。

田敏捷は一瞬にして顔を赤らめた。彼女にはわかっていた。私が「事を済ませた」と言ったのを孔泉は聞いて、私と田敏捷が何かをしていたと思うだろう。だが実際には、私は孔泉の妻である義理の娘と、とびきり刺激的な駆け引きを楽...