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185話

思わず、つい唾を飲み込んでしまい、目の端では義姉の身体を品定めるように見てしまっていた。

義姉は三十七、八歳といったところで、髪は適当に頭の上で束ねられていた。少し乱れているようにも見えたが、それがまた独特の風情を醸し出し、この人妻に愛らしさを添えていた。

潤んだ大きな瞳は、光を映して揺れるたびに、どこか茶目っ気のある表情を覗かせる。そんな遊び心があるからこそ、もう四十歳近い女性なのに、時折十七、八歳の少女のような愛嬌を見せるのだろう。それが彼女ならではの魅力となっていた。

大きな目に尖った顎、瓜実顔の整った顔立ちは、見惚れるほど美しかった。成熟した女性の色気を湛えながらも、同時に大人の...