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144話

さっきの戯れのせいか、大宝贝の体から不思議な香りが漂い、まるで惑わしの香りのように私の魂を引き寄せていた。

さっきの戯れで、大宝贝は私の服をほとんど脱がせ、短パン一枚だけになっていた。しかし大宝贝も負けてはおらず、私の魔の手によって下着一枚だけの姿にされていた。大宝贝の肌に触れる温かな感触は、たまらない誘惑だった。

今の私の頭の中には一つの思いしかなかった。目の前の女を抱きたい、誰であろうとも関係ない!

私は身を屈めて舌を伸ばし、すでに立ち上がった小さな桜の実を軽く舐め回した。口を開けて優しく噛み、舌で円を描くように愛撫する。

大宝贝は手を伸ばし、私の頭を抱きながら言った。「いじわる…...