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1022話

「林って奴、本当に変態ね」凌菲も青ざめた顔で罵った。

二人の美女の罵声を聞いても、高凡は気にした様子もなく、その大蟒蛇を掴んで近づくと、にやにや笑いながら言った。「君たちはわかってないんだよ。蛇、それも大蟒蛇はね、貴重な薬材なんだ。まあ、言っても分からないだろうけどね」

そう言いながら、彼はもう一度その大蟒蛇を持ち上げて眺め、そして含み笑いを浮かべた。「あのスキンヘッド、本当に間抜けで可愛いやつだな。俺が何を欲しがってるか、そのまま送ってくるんだから。蟒蛇で邪魔しようなんて、考えもしないのか。俺が子供の頃から蛇捕りの名人だってことを」

「あっち行って」孫小凤は凌菲の手を引いて近づいてきた...