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チャプター 85

彼の下半身を覆っていた布地は、まるで張り裂けそうなほど膨らんでいた。

王迪の弟分の膨張を感じた柳艳は、心臓の鼓動が加速し、体温も上昇していくのを感じた。

頭の中では昨晩の光景が勝手によみがえってきたが、すぐに自分が王迪の義姉であることを思い出した。こんな関係は本来あってはならないものだ。

しかし今日、王迪が自分を救ってくれた場面を思い出すと、胸がまた熱くなる。今の自分が王迪に対してどんな感情を抱いているのか、彼女自身にもわからなかった。

「辛いんじゃない?」柳艳は、王迪のズボンの中で張り詰めた巨大なものを想像しながら、優しい声で尋ねた。

「ちょっとね」王迪は少し恥ずかしそうに頷いた。

「...