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第753章

王迪も仕方なく碗の中の薩摩芋焼酎を一気に飲み干した。これは自家製とはいえ度数の高い酒で、一杯飲んだだけで体の中が熱くなるのを感じた。彼は一つの団子を箸で摘まんで口に放り込んだ。

「うん、マジでうまいな。焦げ目のついた団子は本当に格別だ。外はカリッと中はふっくら、味が最高に香ばしいぜ」王迪は食べながら言った。

「ふふ、それは誰が作ったかによるわね。あなたの義姉さんが作ると、まずい料理なんて出てこないのよ」琳香妹はすかさず自慢し始めた。

王迪の女たちはみな腕の立つ料理人だった。香妹も上手だし、江紅も悪くない。若い張小玉でさえ一流の料理を作る。酒を飲みながら団子を食べ、向かいに座る極上の義姉を...