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第七十三章

王長順はこの話を聞いて、耳を傾けて続きを待っていたが、王迪は言葉を切った。

王迪が黙って自分を見つめるのを見て、王長順はすぐに態度を表明した。さすが役所で揉まれた経験のある人間だ。小さな村長とはいえ、こういった道理はわかっていた。

「王迪、金のことは言わなくていい。叔父さんを信じてくれればそれでいい」彼は王迪が自分を粗末に扱うはずがないことを知っていた。

「それはダメだ。正式に経営者として任命したんだから、給料がないなんて恥ずかしいのは社長である私の方だ。こうしよう、まずは月に二千元で、後で収益が出たら上げる」

「あ、ありがとう、王迪、社長、へへ」興奮して、王長順はまた言葉を詰まらせた...