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第691章

王迪の体も手の前進と共に動き、毛布の下から張小玉の方へと這い上がってきた。ゆっくりと張小玉の体に覆いかぶさるように移動しながら、急な動きで張小玉に押しのけられないよう慎重に進んでいた。

「リンリンリン…」

張小玉が迷いながらも、王迪の手がすでに彼女の柔らかな太ももの内側に触れていた瞬間、タイミング悪く携帯の着信音が鳴り響いた。

「王迪、電話よ」張小玉は着信音に驚き、すぐさまそれを口実に声をかけると、さらに進もうとする王迪の悪戯な手を押しのけた。

「玉玉、大丈夫だよ。鳴らしておけば」王迪はまだ続けようとしたが、再び張小玉に押しのけられた。

「ダメ、早く出なさいよ。でないともう知らないか...