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チャプター 61

「ああ。」王迪は小さく返事をした。

「お兄ちゃんはどう?」孟嬌はこの時、王迪の耳元に寄り添い、耳たぶを軽く噛みながら色っぽく囁いた。

話しながら、彼女の柔らかな手のひらは王迪の前身を優しく撫でていた。その感触に王迪は全身に蟻が這い回るような、魂を焦がすような感覚を覚えた。

「一緒に」王迪は心の中で「小悪魔め」と呟きながらも、強く頷いた。

「私もね」この時、王迪の硬くなったものを咥えていた王芳が顔を上げ、王迪に向かって言った。

「安心して、一人一人ちゃんと可愛がるから」王迪は手を伸ばして王芳の頬を撫で、優しい声で言った。

「本当に可愛い弟ね。じゃあ、大人しく立っていて。お姉さんたちが存...