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第四十九章

王迪は喉の渇きを潤すように唾を飲み込み、寝間着からはみ出た花柄のショートパンツに目を釘付けにした。そのショートパンツは大きめで、横の隙間から手を伸ばせば中に簡単に入れられそうだった。

山里の人間は大きな花柄のショートパンツを好む。そうすれば快適で便利だからだ。

王迪は左手で試してみたが、琳香妹の足が密着していて、手は三角地帯までしか入らず、柔らかい部分に触れただけでそれ以上深く入ることはできなかった。どうやら琳香妹の足を動かす必要がありそうだ。

女が目を覚ましても構わないが、もちろん今の王迪はまだ琳香妹が早く目覚めることを望んではいなかった。こうして密かに触れる方が味わい深いからだ。

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