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チャプター 396

月明かりを頼りにようやく確かめると、花柄のショートパンツだけを身につけた女性だった。真っ白な肌を晒し、川へと歩み寄ってきている。

女性だと分かった途端、王迪は川の中で身動きもできずに、ただ呆然と女性が川辺まで来て、青い石板の上に腰を下ろし、体を洗い始めるのを見つめていた。

この女性は王迪が知っている人だった。村に新しく来た村医者の張燕で、現在22歳。衛生学校を卒業したばかりで、この村の出身ではない。

柳樹鎮の非農業戸籍の持ち主で、就職難のため、コネを使って桃花溝に村医者として赴任してきたのだ。

今日はどうしてこんな大胆なことを?真夜中にここまで来て水浴びするなんて。

この女性は町の人...